作家研究:外国3

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ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック (中央文庫)
村上春樹さんは小説よりもこのフィッツジェラルドにまつわる評論や訳文の方が 失礼ながらも面白いと思える。 フィッツジェラルドが好きだからではなく、たぶん彼が村上さんの血と肉に なっているからだと思う。......
ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック (村上春樹翻訳ライブラリー f- 3)
細かく翻訳に手を入れる村上さんだけに、過去がどんどん新しくなる感じだ。そんなシリーズだけれども、今回は表紙の写真にやられてしまった。いかにも!という雰囲気なのだ。あの木の枝の曲がり具合に参ってしまっ......
ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック
村上春樹さんは小説よりもこのフィッツジェラルドにまつわる評論や訳文の方が 失礼ながらも面白いと思える。 フィッツジェラルドが好きだからではなく、たぶん彼が村上さんの血と肉に なっているからだと思う。......
ボードレール 他五篇 (岩波文庫―ベンヤミンの仕事)
ベンヤミンの仕事を初めて目にしたのは、岩波文庫版「ボードレール」だった。新しいボードレール論集の一つかとページを繰り始めた瞬間。 ぼくは瞠目した。「フランツ・カフカ」論の冒頭、「ポチョムキン」の章......
詩的言語の脱構築
エクリチュールとは何か? この途方もない答えにひとつの示唆を与える一書。ボードレールの韻文詩が散文詩へと解体され構築されるゆくえを辿っていく。その系譜をマラルメの散文詩の試みへとさらに辿り、ボードレ......
ヘミングウェイのパリ・ガイド (ショトル・トラベル)
ヘミングウェイが1920年代に新聞社特派員として過ごし,作家の道を決めた街パリを,彼が住んだ場所や通ったカフェ,レストラン,本屋などと共に紹介.パリを舞台にした小説「日はまた昇る」に登場する場所を辿......
ラフカディオ・ハーン―日本のこころを描く (岩波ジュニア新書 (405))
ハーンはギリシア人の母とアイルランド人の父を持つが、父は母を捨て初恋の人に走ったため生涯父を許さなかった。欧州を去り米国に渡って苦労しながら新聞記者になった。そして欧州に戻ることは無かった。 記者時......
思ひ出の記
ラフカディオ・ハーンはその著作からも優しい思いやりに満ちた人間性を知ることはできますが、ハーンの妻、節子の回想を綴ったこの本を読むと、現実の生活の中でそれがどのような形で表れていたのか、彼のとった......
明日は舞踏会 (中公文庫)
19世紀に生まれ、貴族の娘の気分で読みました。(笑) やはり、舞踏会に行くような服装やら馬車やら・・・。 憧れます。 パリに行きたい!! 1997年に作社から出た単行本の文庫化。 『馬車が買いた......
闘う小説家バルザック
バルザックを読むにあたって必要な本がいくつかあるとしてこの本ははずせません。早稲田の教授でもある筆者は、生成論、批評理論などへの言及をかかすことなく書き留めている上に当時の出版業界の事情にも触れてお......
バルザック伝
ああ、死んじゃった・・・。死ぬことが分かっていても、何とか死なずに生き延びてほしいと願ってしまう、バルザック51歳での死。19世紀フランス小説の世界の最高峰とも言うべき作家が、こんなに不遇だったな......
ポパイの影に―漱石・フォークナー・文化史
常に新しい分野に切りこんでいこうとする筆者の試みは、独特の着眼点と、そしてユーモア、緻密な調査、分析によって成り立っている。しかしながら、なんといっても本自体が一種のエンターテイメント性を帯びて居る......
図説 「ジェイン・エア」と「嵐が丘」―ブロンテ姉妹の世界
個人的に1996年の映画「ジェイン・エア」が大好きで、またブロンテ姉妹についてのしっかりとした論文を読んでみたいと思う時期にこの本に出会えたのはとても幸運でした。視覚的に楽しめるだけでなく、内容がし......
ユリイカ―詩と批評 (第34巻第11号) ― 特集 ブロンテ姉妹荒野の文学
大学のスクーリングの副教材として指定があったので購入したのですが、そうでなければ買うことがなかったと思います。「ブロンテ姉妹」とありますが、主に『ジェーン・エア』と『嵐が丘』について、さまざまな方の......
エミリー・ブロンテ―その魂は荒野に舞う
ブロンテ・ファンとしてこの本を手に取った。ハワースの非衛生的な環境や、姉妹が入れられたカウアン・ブリッジ学校の劣悪な環境、粗末な食事内容などが具体的に書かれていて非常にショッキングであった。 エミリ......
ブロンテ姉妹小事典 (小事典シリーズ)
これからブロンテでレポートを書いてみよう、あるいは卒論でブロンテの作品を書くので何か手頃な参考書はないか、という人にはこの本はな様々な情報をコンパクトにまとめているので、使いやすい本だと思います。特......
計算文学入門―Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?
文系と理系の縦方向の伝統の技に対して、横方向で行われる文系と理系の相乗効果を探る方法は、いくともの組合せにより試行されている(社会とシステム、法律と医学、法律と技術など)。本書は、こうしたシナジー論......
トーマス・マンとドイツの時代 (中公新書)
とにかくトーマス・マンは行動し、発言する作家であった。ナチスがまだそんなに力をつけていない時期に既にその危険性を察知し、互いに猛烈な非難合戦を行なった最初の作家が彼であった。特に夫人のカチア夫人がユ......
プルーストを読む―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)
プルーストは「私」殺した書き方をしている。マルセルという登場人物には意味がない・・こういう出発点から始めた著者のプルーストに関する集大成。母の問題、スノビズムの問題、同性愛の問題、ユダヤ人問題。取り......
プルーストからコレットへ―いかにして風俗小説を読むか (中公新書)
片やフランス文学のみならず世界文学においても二十世紀最大の存在と呼ばれているプルースト、 片や小説にもまして波乱万丈でスキャンダラスな人生を送り(現在では再評価が進んでいるとはいえ) 「お洒落な流......
プルースト/バタイユ/ブランショ―十字路のエクリチュール
読後数日たって、心に残るのが、バタイユ論である、彼に掛かると、バタイユの最重要書物と思われている、「エロテイシズム」もたいした事がないらしい。思索書、哲学書も同様である。彼(ラポルト)によると、重......
プルーストの部屋〈下〉―『失われた時を求めて』を読む (中公文庫)
プルーストの「失われた時を求めて」を読んだ後にこの本を読んだらイイと思う。観点もすばらしい。...
プルーストの部屋〈上〉―『失われた時を求めて』を読む (中公文庫)
元々雑誌『マリクレール』に連載していたものの文庫化。海野弘らしい、プルースト解説が、小説の順序に進んで行く。ビギナーは勿論、全訳を読んでいて詰まってしまった時に突破口を見い出すのも良いだろう。「失わ......
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